宙と生活

宙フェスの天文情報 『宇宙のフシギに恋する INFO』2019年 9月

【宙と生活編集部】

「暮らしに宇宙を取り入れると、人生がちょっと豊かになる」をテーマにお届けしている『宙と生活』では、新コーナー「宇宙のフシギに恋するINFO」をスタートします。

読むと少し気分が変わるような星空や宇宙の情報を紹介し、「人生がちょっと豊かになる」キッカケをお届けできたらと思います!


9月6日 (金)月と木星が大接近
月が79個!木星人のお月見に情緒はない

9月といえばお月見。今年、この時期の月は木星と土星を従えていて、ちょっといい感じです。薄いオレンジ色に輝いているのが木星、クリーム色に輝いているのが土星です。

木星には79個もの月があるそうで⁉…木星に住むと(住めるのか!?)お月見が大変ですね。79個の内の4つは、地球からも双眼鏡で見ることができるので、「地球のお月見」と合わせて「木星のお月見」も楽しんでみては。

9月6日19時頃の月と木星


9月8日 (日)月と土星が大接近 
土星には耳がある…とガリレオは言った

土星の輪を人類で(地球上の生命で)初めて見たのは1610年のガリレオ・ガリレイといわれています。しかし、彼の自作の望遠鏡ではその形状がハッキリ見えず、「土星には耳がある」という記載が残っているとか。

それから407年後の2017年4月26日、探査機「カッシーニ」が土星本体と環の間を通過しました。科学文明の発展を感じます。

9月8日19時頃の月と土星
天体望遠鏡で見ると環が見えます。


9月11日(水)こうのとり8号打ち上げ ※9月11日の打ち上げは中止になりました。
運搬宇宙船と言えば、SF短編の名作『冷たい方程式』です

宇宙ステーション補給機 「こうのとり」 8号機を搭載した H2Bロケット が 午前6時33分頃に種子島宇宙センターから打ち上げられます。

運搬宇宙船をあつかったSF短編の名作に『冷たい方程式』(1954 トム・ゴドウィン)があります。疫病の血清を運搬する小型宇宙船に少女が忍びこんでしまうことから、パイロットは限られた燃料で血清を届けるか、少女を宇宙に放り出すかという究極の選択を迫られます。

補給機で密航しようなどとは思わないで!たのむ。


9月13日(金)中秋の名月
団子買って帰ろう。


9月21日(土)宮沢賢治の命日
さそり座をみつけたら、
声に出して読みたい賢治のセリフといえば…

「僕はもう、あのさそりのように、ほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」(『銀河鉄道の夜』)
ですよね…。

岩手県花巻市出身の詩人・童話作家、宮沢賢治は1933年9月21日に亡くなりました。
「銀河鉄道の夜」「よだかの星」など星や宇宙をモチーフにした作品や言葉も数多く残しています。


9月23日(月)秋分


テキスト:宙と生活編集部
イラスト:Sora Ikenaka