宙と生活

宇宙のフシギに恋する旅【鳥取砂丘×星空×ヨガ編 vol.1】 旅人:俳優・田中啓太

【タウンワーク激レアバイト×宙と生活 コラボ企画】

大人になるにしたがって、なんでもが「あたりまえ」になり、「フシギ」を感じる感性はどんどん弱っていくように感じます。

旅では、毎日の悩みや日常空間から遠ざかるせいか、目にするもののすべてが新鮮で面白く「フシギ」に思えるもの。旅先で知らない夜道をふらふらとさまようドキドキ感、キャンプ場でふと見上げた星空に目を奪われる瞬間…。「フシギ」を感じる感性を取り戻す旅の新企画「宇宙のフシギに恋する旅」の始まりです。

今回の旅人は、ドラマ、舞台、CM、モデルなどで大活躍の俳優・田中啓太さん。忙しい日々のバランスを取るために、普段からヨガや瞑想を実践しているという彼が選んだ旅先は、鳥取砂丘での星空ヨガ。砂丘×星空×ヨガ…いったい、どんな「フシギ」が待っているでしょうか。

Vol.1では、旅が好きで、世界中の国々を回っている田中さんに、旅で見た思い出の星空や宙の楽しみ方をお聞きしました。Vol.2では、星空ヨガを体験レポートしますので、こうご期待!


オーストラリアで体験した一面の星空と南十字星。

――編集部(以下、編):田中さんは旅がとてもお好きということですが、旅を通して「宇宙のフシギに恋した」経験や、思い出の星空エピソードなどがあればぜひお聞かせください。

田中啓太(以下、田中):一番最初の星空の思い出は小学生の頃、家族でオーストラリア旅行した時に見た一面の星空と南十字星でしょうか。

現地で父が、星を観るためだけのツアーを探してきてくれて、欧米の人達10人くらいと一緒に小さなライトバンで山頂へ行って。山の頂上で寝転んで星空を見るという結構ワイルドなツアーで、すごく貴重な経験でした!集中して星空を見るという事自体が初めてでしたし、いまでもあの星空の美しさははっきりと覚えています。

――編:ゆっくりと星を眺めるだけのツアーなんて、すごく贅沢ですね!

田中:夕暮れくらいから山へ行って、空が暮れていくところからみんなで寝転んで空を見て過ごすんですけど、本当にのんびりとした雰囲気で、途中に軽食が出てきてそれを食べたりして。
父は新しいことに挑戦したいタイプで、毎年、夏休みには海外へ行っていろんな経験をさせてもらいました、僕が旅好きなのは、そういったことも影響しているかもしれませんね。

――編:星の名所として有名な長野県の阿智村にも最近行かれたばかりとか?

田中:当日はあいにくの雨模様で…。旅館の人にも「今日は星は無理じゃないー?」って言われてしまいました、笑。
でもせっかくここまで来たんだから、とにかく行ってみよう!と阿智村の星空ツアーへ出かけることにしたんです。旅館からバスに乗り、さらに星空ツアーが開催される山頂へゴンドラに乗って行くのですが、バスの運転手のおじちゃんにも「今日は星はだめかなー」と言われつつ…笑。

――編:行く先々で「だめだね」って言われるとめげますねー、笑。

田中:それでも行ってみないとわからないですから。
バスに乗っている時は雨だけじゃなく霧まで出てて、ゴンドラに乗っている間も
分厚い雲に覆われていたのですが、星空ツアーがはじまると同時に突風が吹いて、みるみるうちに雲がなくなって…天の川が見えるほどの満天の星空になったんです!
その日は20名くらいの星好きの方がツアーに参加していらっしゃったのですが、奇跡のように現れた星空の下で誰も一言も声を発することなく、シーンと静寂が広がってて。みんな黙っているんだけど、同じ空を見ているという一体感はすごくあって、ピースフルな会場の雰囲気もとても印象的でした。

――編:諦めずに行った人だけが見ることができた、貴重な星空ですね。

田中:もし誰かに「行っても意味ないよ」って言われても、やっぱり自分の目で確かめたいと思ってしまうし、ポジティブな気持ちで行動を起こしたから出会えた星空だなと思う。世界には行ってみないとわからないことって本当に沢山あります。自分で見て、経験して…じゃないと語れないのが、旅の醍醐味です!

五感をフル活用して、全身で鳥取砂丘と星空を感じたい!

――編:今回は、鳥取砂丘で星空ヨガを体験していただきますが、鳥取は初めてですか?

田中:鳥取を訪れたのは今回がはじめて!東京の羽田空港がすごく混んでいたので、鳥取は空港に着いた瞬間から本当にのんびりとしていて…ギャップがすごかったですね。街も人もすごくゆったりと、ゆっくり時が流れている街なんだなーと着いてすぐに感じました。

この後体験する、星空の砂丘ヨガは本当に楽しみです!やはり外なので、風だったり匂いだったり、五感を解放できるヨガならではの「感じる力」を存分に楽しみたいなと思っています。裸足に伝わる砂丘の砂の熱とか…そういうエネルギーを感じたいですね。

宇宙は小さな悩みを吹き飛ばしてくれる最強の存在。

――編:田中さんが考える宙や星の魅力とはどんなところでしょうか?

田中:最近ではブラックホールの撮影に成功した話など、最先端の宇宙の話が結構好きなんです。
実は、大学時代も理系で応用分子化学科で学んでいたので、1年間は研修室で研究して過ごしていました。一番身近で一番謎が多い宙は、自分の小さな悩みなんかを軽ーく吹き飛ばしてくれる、壮大で最強の存在だなと思っています。

――編:宇宙科学の話ってすごく難解ですが、どの辺に魅力を感じますか?

田中:ブラックホールの話からは少し離れるんですけど…子供の時から何度も見る夢があって。自分からどんどん視点が遠く離れて、自分がどんどん小さくなっていく…そんな夢をよく見ていました。すごく怖い夢なんですけど、その夢のせいで、子どもの頃から自分はすごくちっぽけな存在なんだっていう感覚がずっとある。

そして、僕にとってはその夢の経験と宇宙のことを考えることとはすごく似ているんです。宇宙の話はとても難解だけど、想像することも難しい宇宙の話を考え始めると、そのスケール感と自分の小さな悩みとを比べられるんです。

自分が世界の中心で大きな存在なんだと思いすぎると、悩みや緊張も大きくなる。でも自分がすごく小さな存在でちっぽけだって、宇宙は気づかせてくれます。
ブラックホールの撮影成功の話はその中にある人間ドラマや、国と国とが国境を越えて協力して撮影に成功したエピソードにもすごく魅力を感じます。

プラネタリウムはやっぱり解説を楽しみたい!

――編:最後に、宇宙や星の魅力を感じることができる、オススメの宙カルチャーがあればご紹介ください!

田中:プラネタリウムは一人でも行くことがあります!先日、有楽町のプラネタリウムにも行ったのですが、最近のプラネタリウムはCG映像が美しく音楽も壮大で、エンターテインメント性が高いところがたくさんありますね!

でも僕的には昔ながらのおじさんの解説者が星の解説をしてくれるプラネタリウムが好きなんですよ。例えば、東京の西新井にあるプラネタリウムは解説する方の声も素晴らしいし、それを聞きたくてわざわざ一人で行ったこともあるくらい。神話の話を絡めてたり、解説者のお話が味わい深くて。「デート」というよりも、すごくシンプルに星を楽しみに行くって感じの硬派な雰囲気も好きですね。

あと、自分の中の宇宙が感じられる「瞑想」もオススメ。瞑想に出会ったきっかけはヨガだったんですけど、呼吸に集中することで、深いリラックスが得られますし、本当に心が落ち着くんです。
仕事柄、どうしても人に見られますから、知らず知らずのうちに体に力が入ったりしますけど、それを手放して本来の自分に戻ることができる。
瞑想は最初は少し難しくて、すぐに雑念が浮かんでくるんですが、それを一個一個、頭から出していく。上手くできた時は本当に頭がすっきりして…自分の宇宙を感じることができるので、ぜひ試してみてください!

――編:素敵なオススメをありがとうございます!
ではこの後の、鳥取砂丘での星空ヨガもどうぞよろしくお願いいたします!

【編集後記】
鳥取砂丘が一望できる一室で行われたインタビューでは、田中さんは終始スタッフを気づかい、周りの空気を明るくしてくれるポジティブなオーラが全開!阿智村での星空体験など、すべてを楽しく前向きに捉えていくお人柄が感じられるエピソードばかりでした。
そしてタウンワークの激レアバイトスタッフによるインタビューでは、初めてのインタビューでガチガチに緊張している彼らに、田中さんの方から優しく声をかけてくださり、田中さんが逆取材したり…と終始笑顔のインタビュータイムとなりました。激レアバイトスタッフによるインタビューは後日、激レアバイト公式にてレポートが公開される予定ですので、そちらもお楽しみに!

次回、いよいよ田中啓太さんが星空ヨガを体験レポート!vol.2はこちら

激レアバイトの2人と記念撮影!激レアバイトで初めてのインタビューに挑戦しました

田中啓太(俳優・モデル)

1988年4月10日、埼玉県出身。O型。2014年、俳優デビュー。テレビドラマやCM出演の他、舞台「ハイキュー!!」での澤村大地役で人気に。


テキスト:宙と生活編集部
写真:酒井修平